私的総合評価
キャスト ✨✨✨✨
ストーリー 💜💜💜
涙 💧💧💧
🎥
原題:어느날 (ある日)
制作年:2017年
時間:114分
脚本:キム・ヒジョン
脚本:チョン・ウォンソク
脚本:イ・ユンギ
監督:イ・ユンギ
「アドリブナイト」
「素晴らしい一日」
「愛してる、愛してない」
「男と女」
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キム・ナムギル
(イ・ガンス)
ドラマ
「医心伝心~脈あり、恋あり?」
「サメ~愛の黙示録~」
「赤と黒」
「善徳女王」
「花咲く春には」
「恋人」他
映画
「感染家族」
「殺人者の記憶法」
「パンドラ」
「無頼漢 渇いた罪」
「パイレーツ」
「愛の運命 -暴風前夜-」
「美人図」
「モダンボーイ」
「カン・チョルジュン 公共の敵 1-1」
「後悔なんてしない」
チョン・ウヒ
(タン・ミソ)
映画
「愛を歌う花」
「哭声/コクソン」
「ビューティー・インサイド」
「笛を吹く男」
「明日へ」
「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」
「優しい嘘」
チョン・ソンギョン(ミソの母)
イム・ファヨン(ガンスの妻)
パク・ヒボン(ミソの代理人)
友情出演
ユン・ジェムン(保険金詐欺師)
キム・ヘオク(妻の母)
ソンジュン(妻の弟)
妻を亡くしたガンス(キム・ナムギル)。
保険会社の調査員として働くガンスは
まだ癒えぬ悲しみのなか会社に復帰。
視覚障害者の事故の調査を担当することに。
タン・ミソ(チョン・ウヒ)は視覚障害者。
事故にあい、植物状態となる。
家族はおらず、
職場の同僚が代理人となるも、
示談に応じない。
示談交渉する為に病院に訪れたガンスは
そこでミソに出会う。
ベットに寝ているはずのミソが
自分だけに見える姿で語りかけてくる。
ミソを怪しむも、放っておけないガンス。
そしてミソと行動するうちある事実を知ることになる…。
悲しい映画。
ふたりは何故であったのか?
その出会いには理由があった。
イ・ユンギ監督の映画。
解釈が難しいものが多いけど、
心に訴えかけるものがあってとても好き。
基本的に静かに流れるストーリー
静かに物語を受け入れ
なろほど、
そういう意味があってふたりは出会ったのか…。と
そして、涙がこぼれた。
イ・ユンギ監督らしい
頭ではなく心に訴えかける映画だった。
ナムギルssi 少し陰のある役や
激しい役が多い気がするが、
この映画ではごく普通の青年。
ごく普通の妻を持ち、
ごく普通の保険会社の社員だった。
あんなにイケメンの彼だが普通らしさが感じられた。
彼と幽霊(実際には死んでないが)の
恋の予感もあるのかしら?
と少し期待もしたが、
この映画そういう話ではないんだなぁ。
最後にいくにつれて、
二人が出会った理由が分かるにつれて
一層この映画の悲しみを感じた…。
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私の解釈 ネタバレ⚠
映像がとっても綺麗だった
情景が心に突き刺さった~😭
妻が死んでも、街の喧騒はいつもと変わらず。
悲しみなのか、喪失感なのか…。
葬儀にでることもできず、
気を紛らわすも結局なにも手につかない。
ひとり孤独に妻を弔う。
心が落ち着かず、
何がしたいのか分からない。
悲しみが深く心が壊れる。
何故か笑いがでる。
妻のいない静まり返った自宅
それでも、いつもと変わらず日常を過ごす彼の姿。
妻を亡くして漂う悲し気な雰囲気がとても切ない。
幽霊を見たあとの
妻からの電話…。
もちろん現実ではなく夢。
悲しい夜の雨。
幽霊をみることができるのだから、
妻に合うこともできるのでは?
心の奥でそう感じたのかもしれない…。
ミソと出会い少しずつ癒され明るさを取り戻す。
いい天気、
花びらが舞う。
ミソの悲しい過去と、
迫るのいのちの期限。
悲し気に暮れゆく夕暮れシーン。
クライマックス。
残されたものに苦痛や負担をかけたくないと語るミソ。
彼にひとつのお願いをする。
ミソの思いが、
妻の思いと重なる…。
少しでもいい姿のまま去りたい。
いい思い出として残りたい。
今まで理解できなかった妻の死を理解した彼。
彼の心に残っていた怒りや悲しみ。
暗く荒れた海が彼の感情を表すようだった。
そして、妻との決別。
妻の死を受け入れ夜が明ける。
妻の思いを理解できたからこそ、
ミソの願いを叶えてあげたかった。
涙😢涙😢の結末
ミソは感謝の涙を流し、
夜空から舞い散る花びら…。
決してハッピーエンドではないけれど
しみじみいい映画だったと感じる。
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